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橋下徹が石原慎太郎に維新の党首を譲った理由

日本維新の会と、石原慎太郎率いる「太陽の党(元たちあがれ日本)」が合併した。党名は日本維新の会のままなので、太陽の党を吸収する形だが、橋下が党首の座を石原慎太郎に譲ったことは、大きな波紋を呼んだ。維新の会の支持者も、そうでない人も、この党首交代が解せないという人が多そうなので、橋下に変わって理由を書いておこう。

党首を譲ったことは、即ち橋下は今回の衆議院選挙(2012年12月16日投票)には出馬しない、大阪市長の座に留まるという意味である。マスコミから総バッシングされている現状で、もし任期途中で大阪市長を辞職すれば、「途中で投げ出した」と非難されるのは目に見えているからだ。

自らが選挙に出られない以上、代わりに誰か大物候補を用意しなければ、選挙で勝つのは難しくなる。それに、選挙で勝って政権与党になっても、党首である橋下が大阪市長で居続ければ、総理大臣よりも大阪市長の方が地位が上というねじれ現象が起きてしまい、これもマスコミから揚げ足を取られるだろう。

よって、選挙の顔として集票力があり、かつ橋下が党首の座を譲っても体裁が崩れないほどの「格」を持った政治家となれば、石原慎太郎がベストな人選だということが、橋下が党首を譲った理由だ。石原なら、橋下が(不当なバッシングのせいで)不人気を余儀なくされている関東圏や、橋下の若さが仇となって?嫌われている老人層から、非常に強い支持を得られるという算段だ。

大阪市長の職を投げ出せないし、参議院も制圧しないといけない

それに、今回の選挙で与党となっても、(自民党や公明党が幅を利かせている)参議院が足かせになり、法案はまともに通らないだろう。つまり、今回の衆院選はあくまで踏み台であり、その後の参院選を経て、次々回の衆院選でこそ、単独で物事を決められる政権与党になり得る訳だ。橋下は、先々まで見据えて「今回の衆院選は捨て石にする」という、徹底した現実路線を選んだという訳だ。

なお、今回の維新の合併についての「節操がない」だの「政策が一致していない」だのといった批判は、橋下に利権を侵される既得権益者の詭弁に過ぎない。自民党も民主党も、党内で政策は全く一致していなかった訳で、維新の会だけを非難する理由にはならない。

無節操だとほざく奴は、政治が綺麗事だけで成り立っていると思っているのだろうか? 政権を獲らなければ、どんな高尚な理念を掲げても、絵に描いた餅で終わる。日本の統治機構を変える為に、(法を犯さない限り)あらゆる手段を使って政権を獲ること・・・これが維新の会の理念だ。政治と子供のお飯事とは違うのだ。

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